2008年07月19日

オバマ氏の演説

オバマ氏希望で演説を締めくくります。
オバマ氏が口にする希望は、彼にとっての
理想であり、支持者たちにとっての理想を
語った内容です。

自分自身が語った理想がアメリカの理想である、
ということを提示し、その理想を目指している
オバマ氏自身がアメリカ合衆国に大統領に
なるということを強調することで、若者の支持を
集めているのです。

現実主義、保守的な考えを前面に打ち出している
政治家は、どうしても若年層には受け入れられにくいので、
若い人向けの演説にはこういった手法は有効と言えるでしょう。

しかし一方で同じことを年配層に提示しても効果は
薄いのです。改革を訴えるだけでは、現実を
知る年配の人たちには絵空事としか受け取って
もらえないからです。年配層に対して有効なのは
熱意をアピールすることです。

オバマ氏は、シンプルな表現を使用します。
少し難しい表現を使う場合は、演説の中盤、自分の
主張を述べるパートで、それもかなり噛み砕いた
表現で使用するに留めています。

これによって、誰でもわかる内容にしているのですが、
熱意を与えるがごとく一つ一つの単語に情感を込めて
演説を行っています。

年配者はこんなオバマ氏を見て、「この演説はわかりやすく、
そして感動的だ」と感じるのです。年配者は
現実的であるのと同時に精神論がお好みの人が多いので、
こういった演説はとても有効です。

極端なことを言うと声を枯らして叫ぶだけで、
その内容の数倍、数十倍の効果が得られます。
当然内容が伴ってないといけませんが、演説には
ある程度の演出も重要なのです。

日本でそういった演説が抜群に上手かったのが、
小泉元首相です。構成という点においてはオバマ氏
には及びませんが、とにかく情に訴える、わかりやすく
熱心に語るという点では両者に通じるものがありますね。

多くの政治家は選挙戦で同じような手法を取ろうと
しますが、とても成功とは言えないのです。なぜなら
中途半端になってしまうからです。オバマ氏や
小泉元首相は演出もしつつ、徹底しているという
点で他の政治家をリードしています。
タグ:演説 オバマ
posted by obamaapply at 21:02| 演説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする